古い1980年代のラジオ音源を聞いていたら『栗の花の匂い』というフレーズが
時空を超えて私の耳に飛び込んできました。
↓
そういえば・・・
そういえば私は『栗の花の匂い』を嗅いだことがないのです・・・
いつ頃、その花は咲くのだろう?
今?!
6月上旬ごろ?色々調べた結果、どうやら梅雨入り前あたりらしいのです・・・
タイミング的に、これは何かの運命の巡り合わせかもしれない・・・
是非、栗の花を探してその匂いを体感してみたい!
というわけで
さっそく近所の公園に栗の木があることがわかったので、
行ってみることにしました。
↓
えっと・・・・これはアラカシで、あれはサクラ・・・
「・・・・ない!?」
・・・というか、何処かにはあるのだろうけど、(あっちこっち木だらけで)
どこに栗の木があるかわからないし
それらしい匂いも漂ってきません💦
「わかりやすくいがぐり(栗の実)が落ちていてくれたら一発でわかるのに・・・」
それから数日後、
私は(栗の花目的ではない)別件で山のふもとを訪れた際、
偶然、栗の花との運命的な出会いをはたしたのです・・・
「わかりやすくいがぐり(栗の実)が落ちていてくれたら一発でわかるのに・・・」
・・・・・・・・
・・・
ん?
※ヤラセではないです。というかこのいがぐりは昨年の秋からずっとここに佇んでいたのでしょうか?
もしこの道路に
このわざとらしいくらいのいがぐりが存在していなかったら 、
バイクに乗っていた私は100%この場を完全スルーしていたと思います。
栗の実が落ちている場所の横のしげみを見ると、
ありました!
匂いをおもいっきり嗅いでみました。
「な る ほ ど・・・」
これはおそらく過去、山登りした際に、嗅いだことのある匂いだと思うのですが、
イコール栗の花の匂いだとは、まったく認識できていませんでした。
ちなみに
その帰り道、私はまた別の場所で偶然たくさんの栗の木の大群に出会いました。
大群すぎて30メートルくらい離れているのに強烈なニオイが漂ってきていました・・・
「あぁ」 「栗の花のニオイがする・・・」
↑
実は行く時も、同じこの場所を通っていて、ニオイ自体は感じていたものの
栗とは認知できてない状態で
ほぼ意識外スルーしていました・・・
また帰り道(数分後)、別の場所(小さなブランコのある公園)でも栗の花の匂いが漂ってきました・・・
「あぁ」 「ここにも栗の木があったのか?」
また別の場所(池のほとり)でも・・・
本当にびっくりすることに、街のあちこちに栗の木があることに
いまさらながらその時はじめて気づいたのです。
行きと帰りで、私の認知がこんなにも違うことに・・・
なんともいえない妙な感動みたいなものを覚えました。